2024.07.03 駒澤大学にて、弊社取締役がゲスト講師を務めさせていただきました 会社ブログ

駒澤大学経済学部にて　弊社代表取締役　水登がゲスト講師として『中小企業論』と題した講義を行わせていただきました。

建築業界の現状、建築設備業の概要、弊社の沿革から水登の個人史に至るまで広範にわたる講義の内容でしたが、学生の皆様からは様々な反響をいただき、手応えを感じるとともに普段交わることのない若い世代の声からこちらも学ぶところの多い体験となりました。

感想として多く見られたものの一つは、建築・設備業界へのイメージが変わったというものです。

そもそも工事現場といえば建物の竣工まで目に映ることのないものですから、学生の皆さんからはいつの間にか工事の囲いが出てきて、いつの間にか建物が出来上がっているというものでしかなかったと思われます。その過程で29業種にも専門化された業者・職人が関わりながら一つの建物を作っているということ、当たり前に思える『蛇口をひねれば水が出る』ということも設備業による様々な工程を経て初めて実現されているものであるということは大きな驚きをもって受け入れられたようです。また、建築業界の高齢化問題に関しては、コロナ禍によって可視化されたエッセンシャルワーカー問題を直視したことによる関心の高さが伺えました。

そして、それ以上に目立った感想が中小企業経営者の考えを直に聞けたことへの感想です。

特に就活を控えた学生の方は企業理念などを目にすることも多くなっているかと思われますが、文字で見るのと実際に言葉で聞くのとでは印象が全然違かった様子でした。特に、企業にはまず目指すべき目的があり、数値目標はそのための指針であるという話はその考えに至るまでの経験談も併せて多くの学生さんに会社を見るうえで新しい視点となってくれたようです。

学生さんに誇りをもって選んでもらえる企業であるよう、今後とも努力していく所存です。