安全環境部
2022年 中途入社 安全
2年半前に航空自衛隊を定年退職し、再就職支援でこの会社を紹介いただいたのがきっかけです。自衛官は定年が早く50代半ばから定年が始まりますので、再就職を希望しました。当社が安全環境の部署を新設するとのことで、私は航空自衛官時代にかなり特殊で危険な業務もしていて、二万五千人位の組織の安全管理を統括する役職もやったりしていましたので、就職援護の方から私の経験が活かせる会社ではとご紹介いただきました。当社の経営理念を知り、社長との面接で魅力を感じまして、私の経験が活かされ、当社のお役に立てるのであればと思い、入社させていただきました。
私の仕事は、社員、連業者さんの安全確保です。主に現場の安全パトロールと災害防止教育を実施しています。現場を巡回して危険箇所を確認し、事故を未然に防ぐための活動や、各現場毎に月に一回行われる安全活動に出席し、情報交換や指導を行っています。日々のデスクワークとして、資料の整理や教育教材の作成なども重要な業務の一部ですね。
私は内勤者ですので、8時半から17時半までの勤務です。朝出社したら、まずメールチェックとスケジュール確認を行います。月の半分程度は現場に行き、安全パトロールを実施します。例えば、朝8時の朝礼に参加し、現場の危険箇所を確認したり、助言を行ったりします。午後は別の現場を訪問し、同様の安全確認を行います。また、各現場毎に月一回の災害防止協議会が行われ、情報交換や安全指導を実施しています。現場のない日はデスクワークが中心で、資料の整理や教育教材の作成を行います。
基本的には、この部署は活躍せず暇な方が会社にとって幸せなんですよ。でも、何か起きたときには、初動対応が非常に重要で、スピード勝負になることもあります。それで、当人及び会社にとってダメージが小さく治まったとか、危害が及ばなかった時は、やっぱり良かったなと思います。未然防止が一番なんですけどね。
社員全員が安全に働ける環境を整えることにやりがいを感じています。皆が生き生きと仕事をする、その土俵を整えることが今の部署の役割だと思っています。特に若い社員を現場で見かけると、安全にとサポートをしたくなるし、頑張って活躍している姿を見ると、自分の仕事の意義を強く感じますね。
やりがいと繋がりますが、社員全員が安心して働ける環境を作ることですね。社長が示されるビジョンに沿って、物理的な安全だけでなく、心理的安全性も含め、デスクワークの人も、現場の人も安心して業務に集中できる会社にしていきたいです。私個人の目標というほどのことでもないのですが、入社後に建設業関係の資格をいくつか取得したんですよ。これらの資格は、私が現場での安全活動をするうえで、社員に信頼されるために必要だと思っています。異業種から来た60歳近いオジサンでも、勉強し成長しようとしているんだよと、若い社員たちに刺激を与え続けていきたいです。